理念 消化器内科

消化器内科の領域は、内視鏡・超音波・放射線による画像診断さらにはこれらを用いたインターベンションといった診療技術に依るところが大きく、これら診療技術を収得することは、消化器内科研修の一角を占める。しかしながら、一方で技術を追い求めることにのみ偏向した消化器専門医像に陥りがちでもある。消化器内科では、慢性難治性疾患、悪性腫瘍の診療に関わる機会が多く、一方で外来診療の多くは機能性消化管疾患(FGID)といった精神神経活動に深く関わる愁訴を取り扱う。このことから、臨床的な専門性を追求すると同時に、常に幅広い知識への渇望を持ち続ける態度を培うことを消化器内科の理念としている。そして、その延長線上に臨床的課題に立脚した研究活動があると位置づけている。